昭和54年2月11日 「第1回 厄除祭と左義長」が斎行され、以後毎年2月11日(祝)を恒例日として斎行されています。

厄除祈願祭を始め、厄男による3基の神輿渡御、餅投げといった、当神社ならではの厄年に込められた祖先の知恵や、厄年へのこだわりなどを伝統的に引き継ぎ、暮らしに根ざしたお祭りを行っております。

この厄除祭は、守山区でも運営・協力に当たる方たちの規模も大きく、地元の方たちをはじめ、近隣の方たちも大勢訪れ、今や守山区内においても年中行事最多の参拝者が訪れるお祭りに発展し、親しまれています。

厄祓の時期や厄年の過ごし方はそれぞれありますが、当神社では皆様方が厄年を迎えるにあたり、折目節目に神々に感謝してきた日本人の生活を感じて、お祭りを通じ謙虚な気持ちで生活し、無事に三年間を乗りきって頂きたいと考えています。

この他にも正月飾りや古い御札・御守をお祓いする「左義長」神事が昔ながらに執り行われ、祭典終了後に火入れが行われています。(環境に配慮し分別してお焚き上げしています。)左義長とは「どんど焼」とも呼ばれ、御札・御守を焼き、その炎であぶった餅を食べ、無病息災を願う神事です。